日本給食経営管理学会のビジョン2022
「Glocal Nutrition and Food service Management」

2022年4月1日
一般社団法人
日本給食経営管理学会
理事長 赤尾 正
一般社団法人日本給食経営管理学会は、新たなビジョンのもとでグローバルな視点を持ちつつ地域を理解し、給食の利用者に対する1次・2次・3次予防を目指し、産官学の連携強化をもって実践・研究を推進します。
グローカル(Glocal)とは、「地球規模・世界規模」を意味するグローバル(Global)と「地元・地域」を意味するローカル(Local)という2つの単語を組み合わせた造語です。
給食経営管理を実践・研究するうえでグローバルな視点は避けて通れません。定着してきたSDGsを各給食現場で実践し、新たなエビデンスを構築するための研究活動を推進します。
本学会が参加する日本栄養学学術連合では、東京栄養サミット2021においてコミットメント「食文化の特性を踏まえた健康で持続可能性のある食事評価のためのフレームワークの提案」を表明しました。サミットテーマの1つである「 食:安全で持続可能かつ健康的な食料システムの構築」のベースとなっています。
栄養改善には栄養・食事管理と共に食環境を整える必要があります。そのためには、安全で持続可能かつ健康的でおいしい食を推進するシステムの構築が重要です。実践と研究のバランスを考え、世界の食料生産・消費のあり方、気候に配慮した農業等を通じて人と地球の健康を目指しましょう。
最後に、これらの実践には理事、代議員、会員の皆様の更なるご協力が必要です。定期的にホームページ、メルマガをご覧いただき活発な意見交換ができれば幸いです。
ご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。