第24回 日本給食経営管理学会研修会のご報告
 第24回日本給食経営管理学会 研修会 が終了しました。

 2018年2月23日(金)東京ビッグサイトにおいて、「産学連携による実践研究はどのように取り組み推進するか−給食経営上の課題解決につなげるための実践研究の進め方−」…セントラルキッチンシステムは産学の連携でどのような研究に発展できるか…をテーマに開催いたしました。
 はじめに、本学会の中長期計画作成委員会(MSWG2)で報告された課題である産学の乖離を縮めていく第一歩として、産業側と養成側が連携して取り組んでいることや課題についてご講演いただきました。座長は、本学会事業部長の女子栄養大学教授の石田裕美先生、演者は、産業側からは有限会社みやぎ保健企画セントラルキッチン事業部統括責任者の松本まりこ先生、養成側からは龍谷大学農学部食品栄養学科准教授の朝見祐也先生より、それぞれのお立場での事例を紹介していただきました。産業側からは、セントラルキッチンシステムを導入する背景には給食施設の厳しい経営状況や人手不足、衛生管理への不安などがあること、導入による施設の経営改善や経営効果の実態、クックチルや新調理システムの理解と施設の状況に対応できる実践力が管理栄養士や給食運営者・従事者に求められること、一方、養成側からは、セントラルキッチンシステム導入教育の経緯と実習内容のこと、現場で即戦力となる管理栄養士養成の必要性など、両者の視点から今後の産学連携の研究について問題提起していただきました。
 次に、2018年4月から応募を開始する「健康な食事・食環境」認証制度について、本学会企画委員長の静岡県立大学准教授の市川陽子先生よりご説明いただきました。事業所給食で「健康な食事(スマートミール)」を継続的に健康的な環境で提供する事業所を認証する制度の認証基準を満たすための必須項目とオプション項目について、事例をもとに紹介していただきました。現場の管理栄養士・栄養士が「健康な食事(スマートミール)」の普及に向けてしっかり理解し、企業が進める健康経営を食生活の面から応援することが重要です。
 本研修会は、117名(会員61名、会員外3名、給食サービス協会53名)の皆様にご参加いただき、盛会のうちに終了いたしました。多くの方にご協力賜り感謝申し上げます。                   

研修担当 佐々木ルリ子

 第25回日本給食経営管理学会 研修会は以下の日程で開催いたします。
第25回 日本給食経営管理学会研修会
開催日時: 2018年8月19日(日)10時〜16時
開催場所: 龍谷大学 瀬田学舎 9号館
  (〒520-2194 滋賀県大津市瀬田大江町横谷1番5)
 教育講演、ワークショップ、施設見学などを企画しております。
 詳細につきましては、後日お知らせいたします。